22日、23日両日開催しました「菅原工務店50周年感謝祭」へのご来場、ありがとうございました。今回の感謝祭は「おおさきらしさ」をふんだんに詰め込みました。来場記念には、鳴子のなるこりんさんのご協力で、鳴子のお米「ゆきむすび」と鳴子のお酒「雪渡り」を使ったジェラートや、加美町の菅原商店さんの「山頂チカラモチ」（おおさきめぐり舎パッケージバージョン）をご用意しました。
 
また、全国で活躍するアウトドア防災ガイドのあんどうりすさんを招いてのセミナーでは、水害をはじめ、被災時の対応、アウトドアグッズを防災グッズに活用する方法などをお話して頂きました。
 
太宰幸子先生による「地名のいろはセミナー」では、大崎市に残るアイヌ語地名から、その土地がどんな場所だったのか読み解くお話をしていただきました。
 
販売した野菜も、浅野ゆか先生によるパンづくりワークショップで使った米粉も、演奏してくれた髙橋酒店の高橋さんも、オール大崎！メイドイン大崎！です。普段何気なく暮らす土地には、素敵なモノ、素敵な人、素敵な場所がたくさんあることを感じられた感謝祭になったのではないでしょうか。
 
他にも、荒井直子先生による「薬膳ワークショップ」や「薬膳セミナー」、笑むSTYLEさんによる「おふろ楽しむワークショップ」、パワフルウーマンさんによる様々なワークショップやセミナー、大工さんによる端材工作ワークショップなどを行いました。出店者様も、お客様も、スタッフも、笑顔溢れる2日間でした。
 
イベントの中で、50周年を記念して行った「餅まき」は“何十年ぶりかに体験出来て楽しかった”との声がありました。昔は当たり前だった伝統行事が簡略化されつつある昨今ですが、“先人がなぜこのような事をしていたのか”を知ると、その土地の特性や暮らし方が見えてきて、より安心・安全に暮らすためのヒントになったり、よりその土地や家に、愛着を持って暮らしていく事が出来るのかもしれません。
 
今後は工務店ミュージアムで、土地や家、暮らしに関する学びを皆さんと共有する場を作っていきたいと考えています。様々な分野で活躍する講師をお招きしてのセミナーやワークショップを通して、地域の皆様、オーナーの皆様とのコミュニティの場となれば幸いです。