家を新築するに当たって、使い勝手の良さ、掃除のしやすさを特に重視しました。

　使い勝手においては、まず家事動線を考え、キッチン、洗濯機を置く脱衣室、浴室を直線的に配し、娘たちの将来を見通して洗面スペースは別に配置しました。それから収納です。小屋裏収納や玄関収納などを設けましたが、収納は全て自分で設計して作ってもらいました。

　掃除のしやすさにおいては、できるだけ床に物を置かないようにするため、棚は作り付けにしました。また、キッチンの壁面は汚れにくく手入れも簡単なホーローキッチンパネルにしました。菅原工務店さんで採用するのは初めてだと聞いています。

　このほか、１階の和室には和紙畳を敷きました。イグサの香りはしませんが、イグサの畳よりも柔らかいうえ、耐久性にも優れているということです。仕事の関係で福岡に住んでいたため、菅原工務店さんとはメールでのやり取りでしたが、対応が的確で安心できまし た。

　さまざまな要望にも「ムリです」「できません」ということはありませんでした。菅原工務店の設計と現場の知恵と技術、そして「できない」とは言わない職人魂を見せてくれました。これぞ、日本の技術者というものを久々に感じました。今は、この家で快適な暮らしを満喫したい気持ちでいっぱいです。

　お打合せでは、家事動線はもちろん、家族の成長に合わせて、将来を見据えた使いやすい間取になるように工夫しました。

　収納などの細部にまでこだわりぬいた、オーダーメイドの家が完成しましたのでぜひご覧ください。