性能×デザイン×やすらぎ
大崎市
北海道仕様並みの暖かさに、スッキリとしたデザインをプラス。室内は無垢材やタイル、塗り壁といった自然素材を使いやすらぎのある空間に仕上げました。1階は自然素材の珪藻土を使った蓄熱タイプの壁と天井にしました。空気の流れをつくって快適な空間にするために、1階および1階から2階、小屋裏収納へと続くスペースをできるだけオープンにしました。テレビの壁面には大判タイルを張って、重厚感のあるインテリアに。
アイランド型キッチンに併設したダイニングテーブル。キッチンの隣には本棚をつくり、ここで仲良くお勉強することも。
リビングとつなげた小上がりタタミコーナーは何かと便利です。
エントランスホールは土間空間として広く開放的。壁面に並んだ大容量の玄関収納。
玄関のすぐ脇に配置した手洗い・洗面台。使いやすいよう収納棚を設けました。
落ち着いた雰囲気のトイレ。
大好きな本が、いつでも手にとれるように、廊下の奥にはファミリーライブラリーを設けました。
2階は子供室をあえて設けず、大ホールに。将来的には部屋として間仕切れるように、スイッチやコンセントの位置も工夫してあります。
物干しコーナー。
南面の開口すべてに設けた電動ブラインドで日射を調節したパッシブ設計。
太陽光発電と支払電気料金
お住まいの基本データ
所在地 | 大崎市 |
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延床面積 | 117.17㎡(35.44坪) |
竣工年月 | 2018年10月 |
家族構成 | 夫婦+こども2人 |
3LDK+納戸+ロフト
担当者のコメント
究極のパッシブハウス
『“変わった家”が欲しい・・・』 一番最初にお施主様から頂いた依頼内容です。そこからみんなで色々と思考錯誤してたどり着いたのが、今回のパッシブハウス。変わった家どころか、冬は暖かくて、夏は涼しい、しかも省エネという究極に高性能な家が完成致しました!
特徴は断熱・遮熱・蓄熱という3つの『熱』。
<断熱>
通常の外張り断熱に加え、壁の内側にも断熱材を追加。窓は高性能トリプルガラスの樹脂窓を採用し断熱性能は最高水準。
<遮熱>
県北エリア初となるドイツ製の外付け電動ブラインドを採用、夏の直射日光はカットしつつも、冬の日射熱は羽の角度を調節して上手に室内に取り入れることができます。
<蓄熱>
特殊な熱を蓄える素材が練りこまれた塗り壁を採用、日中のうちに室内に取り込んだ日射熱を壁に蓄熱することで、夜間の室温低下を緩やかにしてくれます。
『性能』も『デザイン』も『やすらぎ』もある究極のパッシブハウスです。
渡邉 吉彦